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我が故郷へ


若緑イナバ山窯跡発掘調査
  調査期間 平成20年4月中旬〜7月中旬
  奈良時代から平安時代にかけての須恵器窯跡


4月の中ごろ知人から「発掘調査のアルバイトをしないか」と言われ
発掘に興味があったのと運動不足の解消のためにと快く返事をしました。
私のイメージでは発掘調査はヘラとハケでの作業とばかり思っていました。
ところがいざ現場へ行ってみると想像とはかなりの違いで、とても驚きました。
現場は平地ではなく、最大傾斜角度は約30度の、山の中腹での作業でした。
まずはジョレンと言う道具で地肌を削ります。この作業は腰に堪えます。 (^0^♪
地層の変わった色の部分が出ると監督の判断で移植コテで丁寧に堀上げます。
仕上げ行程は監督及びベテランの人での作業になります。
発掘調査は始めての経験なので慣れるまでが大変でした。
しかし当時の時代の様子が少しでも垣間見る事が出来、とても貴重な体験でした。




◎発掘作業での感想

私の思っていたよりは体力を要する作業でした。
特にレンコン田(アルバイト仲間の通称)での作業は悪戦苦闘でした。 (^0^♪

遺跡に対する熱い思いが監督を通じで伝わりました。

調査が終わるとこのイナバ山は崩されるそうですが
発掘調査の作業に携わった私としては愛着が湧き、残念な思いです。

最後に皆さんで記念写真を撮り約3ヶ月の発掘調査の作業を終えました。
関係者の皆さん有難うございました。

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